
「地元で早朝に取れた新鮮で美味しい野菜が、その日のうちに食卓に上に並ぶなんて、なんて素晴らしいことだろう」流通が発展して中国産の野菜もスーパーに並ぶのが珍しくなくなった最近では、誰が作っている野菜なのか、どんな環境で作られているのか全くわからなくなってしまいました。人々の口に入る食べ物こそ体を構成する上でとても大事なはず、健康なまま長生きするためには一番基本的で大事な部分ではないでしょうか。
世界一の高齢化社会である日本、今後もますます高齢化していきます。働き手が毎年少なくなっていく時代において、出来ることを再確認しリスキリング(能力の再定義)を行なって、皆が負担なく楽しく働ける環境を作ることは、日本の未来において重要になってきます。
朝取れたきのこをその日の食卓に並べるには、すぐに販売できる状態が必要となります。しかしお届けする時間を考えれば、近隣のスーパーや直売所だけの販売となってしまい少量生産になってしまうのです。また毎日朝摘みしてお届けするので定休日は無く毎日の仕事になります。ですが、そのような苦労も外国からの乾燥物や遠い他県から数日かけてくる生椎茸と比較すれば新鮮さや食への安心感は雲泥の差となります。
きのこの命とも言えるのが原材料となる粉末広葉樹(おが粉)と水です。当ハウスでは国産の広葉樹だけで作られ高温滅菌し圧縮成形された菌床を使っており、全国食用きのこ種菌協会が提供する国産を示すどんぐりマークの認定を受けています。また昔は坂東太郎と呼ばれた日本で一番広い利根川水域の地下深くから水を汲み上げています。利根川は関東平野における農業の重要な水源であり豊富な水量を誇る河川です。マスコットの「どんこ太郎」の名前はここから取っています。
きのこは実はとても繊細です。当社ではきのこにストレスなく安定した成長をしてもらうために色々な工夫をしています。最新のハウス技術で天候に関係なく森の中の木漏れ日のような日照量に調整し、ミスト発生装置で湿度80%に、エアコンで温度15度を、365日24時間常時維持しています。雑菌や虫が混入しないように床は全てコンクリートで露地がありません。二酸化炭素濃度も3000ppm以下を維持する様にしています。
※当サイトで利用されている食品の栄養素などに関するデータは、文部科学省の管轄の分科会で作成された「日本食品標準成分表2023年版(八訂増補)」及び、厚生労働省の助成を受けて、高齢期を前向きに生活するために必要な情報を提供し、日本の健康長寿社会の発展に貢献しようとの目的で作られた公共・公益のWEBサイトである「公益財団法人長寿科学振興財団・健康長寿ネット」を参照しています。